金井直子の声       写真
  福島原発避難者訴訟原告の金井直子さんのフェイスブックから福島の現実をお伝えしていきます。 
2015.12.18  facebookの写真 : 家の土台に書かれた落書き「原発賠償御殿 仲良くしない やりすぎ」

これは酷い…。ショックです。あえてシェアさせていただきましたが…。
酷すぎる。福島県いわき市だそうです…。本当に酷い…。
ひがみ・やっかみ・妬み…。人間の一番嫌な部分。無理解。
一体、この原因は誰のせい???
2015.9.30  本日、大熊町の実家に母と二人で一時帰宅。久しぶりに亡き父のお墓詣り。そして自宅へ。カギを開けたら、ん?なんか変?あああああ…?とうとう、やられてしまった〜!今更なんで泥棒?和室のガラスを割られて部屋を物色されている!おまけに開けっ放しの窓から小動物(たぶん、てん?)が入り込み片付けごみを食い散らかして、部屋のあちこちに糞尿が…。(涙)取り急ぎ警察に通報して双葉警察署員と捜査員が到着。現場検証が始まり終わったのが午後3時。ガイガー借りていったは良いけどメーター振り切れ状態、計測不能。母と私はグッタリしながらもスクリーニング会場へ行って本日の積算放射線量を記録。はい、10マイクロシーベルトでした。優しい警察官の方に窓に板を張って応急処置していただきました。ご存知の通り、ここは大熊町しかも中間貯蔵施設建設予定地。疲労と怒りと悲しみと虚しさがこみ上げる一日となりました…。全国の皆様へ、知っていただきたく掲載します。 
  先日の体験を、朝日新聞の本田雅和記者がコラムに書いて下さいました。
 朝日新聞「みつばちの目」より

楢葉町からいわき市に避難している金井直子さん(50)は先月末、83才になる母親に付き添って大熊町の実家に一時帰宅した。
玄関を開けてすぐ、異変に気付いた。窓ガラスが割られ、室内が荒らされていた。震災から1、2年は避難指示区域の留守宅を狙う窃盗犯が横行したが、4年半を経て「今更何で泥棒なの?」。怒りよりも、そのすさんだ心が悲しかった。室内には小動物も侵入し、糞尿をまきちらしていた。
母は父との結婚後、東京で長く暮らした。「老後は田舎暮らしを」と、21年前に故郷にもどつてきた。2年後、金井さん一家も楢葉町に移住。海と山の自然が堪能できる環境は子育てにも最適だった。その生活の拠点が放射能、泥棒、野獣..........相次ぐ侵入者に汚された。
警察の現場検証立ち合いで3時間。積算放射線量は10マイクロシーベルト。母娘も警察官も、そして泥棒も被ばくした。
こんな話は今も毎日のように起きている。「これが原発事故なのです。」と金井さんは語る。